千葉大端材提供PJ

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PD wrote

端材から価値を生みだしたい!
看板の製作段階で発生する端材をあげるので、いろいろ作ってみて、シェアして、新しい価値を一緒に生み出して欲しいんです!

 

こんにちは。協同工芸社/吉岡です。
この記事は、看板で出る端材がもったいないので、活かす方法を一緒に考えて欲しくて書きました。

 

【目次】

・まだ使える端材が、今どんな感じかというと

・今、やっていること

・端材が生まれる一方で…

・提供できる端材の材質とサイズ

・ルール

・当社にもらいにくる方法/問い合わせ先


まだ使える端材が、今どんな感じかというと

これが、ゴミ箱の写真です。

▲アクリル

 

▲鋼材

 

正直、アクリルは、ちょっと拭けば使える。
鋼材は、リサイクルできるのでお金をいただき引き取っていただいていますが・・・

 

まあ、もったいない。

と、思いませんか?


今、やっていること

①子供たちにワークショップを提供

REUSE_WORKSHOPという名前で、夏休みに子供たちを当社に呼んでモノづくりワークショップをしています。
(REUSE_WORKSHOPの模様はこちら)

 

②千葉大学・デザイン学科の卒業制作展「意匠展」のメンバーに提供

メンバーのみなさまに、当社へ見学に来ていただき、機械や材料を見ていただきました。

 

展示制作に必要な材料を言っていただき、端材に簡単な加工をしてお渡ししています。

▲乳半アクリルをパネルソーでカットしたものをお渡ししました

 

▲パネル(アルミ複合板)をお渡ししました

 

でも、まだまだ端材はあります。

 

まあ、もったいない。


端材が生まれる一方で…

当社で毎年実施しているインターンシップ。
たくさんのデザ科学生が来社されます。

 

インターンに参加している学生から
「課題製作の材料を買うのに、バイトで忙しいんですよ」
という話を聞きました。

 

まあ、もったいない。

 

ってことで、始めたのが「大学への端材提供」
当社で関わりのある大学・教授にお渡ししているのですが、
ほとんど学生には知られていない。。。

 

。。。
うまいこと行かないかな?と思いながら
この記事を書いているわけです。

 


提供できる端材の材質とサイズ

アクリル

一番出ます。

 

(色)
透明⇒少ないです
色板(黒とか赤とか)⇒少ないです
乳半⇒多いです!!(ほとんど5mm厚)
ガラス風⇒はぐれメタル位の出現率⇒めったに見かけない

 

▲これは、この間の親子ワークショップで、ガラスアクリルを組み合わせたフォトフレームにしてみました。
キレイですよね!(サンプルで挟んだのは、私が大好きな布袋さんの年始メッセージ)

 

▲乳半とは、均等に発光させるために作られたもので、色はクリーム色。光を通すと白く光ります。

 

(サイズ)
幅30cm位で、長さはマチマチです。
1mくらいのものもあれば、30cmくらいのものもあります。

 

(加工)
気合を入れればカッターで切れますが、
フツーはレーザーカットですね。
大学にもあると思います。

あと、パネルソーで直線カットすることもあります。


パネル

正確には、アルミ複合板と言います。表裏にアルミ板。中間に発泡材。があるもので
外照式看板の素材として使われています。
量は、かなり出ます。

 

▲軽いですが、結構固いです。看板の基板に使われるだけあります。

 

▲パネルにプリントを貼れば、このように立派な看板です。

 

(色)
白です。

 

(サイズ)
いろいろですが、おおむねアクリルと同じで
幅30cm位で、長さはマチマチです。

 

(加工)
ミシンとかで加工(カット)します。
あとはルーターですね。
こういう機械って学校にあるんでしょうか?


カッティングシート

これも、めちゃあります。

 

▲こんなの氷山の一角で、たくさんあります。

 

先ほどの乳半アクリルに使って、内照式看板として使う
「透過シート」と

▲このように、セロファンのように透けています

 

外照式看板に使う
「不透過シート」があります。

▲このように、透けません

 

(色)
いろんな色があります。
カラーだけでなく、
ダイノックシートという木目などのシートや
金や銀などもあります。

 

(サイズ)
こちらも色々です。
A3サイズくらいのもの。細長いもの。1m幅で5mくらい大きなもの。
様々あります。

 

(加工)
カッティングプロッターで加工します。
もちろん、はさみでも切れます。


亜鉛板・ステンレス

看板の外枠や切り文字に使われるもので、
先に言っておけば、余った部分をカットして、取っておくことができます。

 

▲こんな感じです。(これはステンレス)

 

▲亜鉛板をレーザーでカットすると、こんな感じ(表)

 

▲亜鉛板にグラインダーをかけると、こんな感じにもなります(裏)

 

塗装して組み合わせると・・・

▲こんなオシャレな蚊取り線香スタンドにもなります。(ステンレス製で楽天で売ってます)

 

(色)
亜鉛板⇒シルバー(あります)
ステンレス⇒(メタルスライムくらいの出現率⇒あまり見かけない)

 

(サイズ)
正直、様々ですが。
大きいと、重く運ぶのが大変です。

 

(加工)
カット⇒レーザー加工
これは、さすがに大学にはないですかね
たまに、ファイバーレーザー持っている大学ありますけど。

 

曲げる⇒ベンディング加工(ベンダー)
これも、ないでしょう

 

溶接する⇒溶接機

これは、あるところ、ないところ、ありますかね。

 

と。
こんな感じで、色んな材料がたくさんあります。


・ルール(もらいに来る前に読んでいただきたい)

もらいにくる方法を読む前に、何でもかんでもってわけにはいかないので
ルールを読んでいただきたいです。

 

(NGなこと)

  • そのままメルカリなどで売る
  • 加工して著作権侵害に関わるものを売る(例えば、ブランドロゴのカッティングシートを作って売るとか)
  • 道端で捨てる
  • 社会人に横流しする

 

以上を守って欲しいです。
よろしくお願いします。

 

(できたら、こう使ってほしい)

  • 課題製作に使う
  • 価値あるものを作るため試作する

 

(こうしてくれたら嬉しい)

  • 作ったものをSNSでシェアする(#watashiつくった)
  • 看板屋って、いろんな可能性あるなーと思ってもらう
  • 友達に教える
    というようなことをしていただけたら、幸いです。

看板屋を活かして、いろんなモノを作ってみたり、コトを生み出したりするチーム
pdプロジェクトチームに参加して(ここクリック)社会人になっても一緒にモノづくりして楽しむ間柄になっていただけたら最高です!!


当社にもらいにくる方法

今のところ「千葉大学」「首都大学東京」「千葉工大」「筑波大学」のデザ科系に渡していますが、
どこにあるかわからない。あるいは、在庫がない。場合、
ご面倒ですが、当社まで取りに来ていただきたいです。

 

以下のバナーをクリックいただくと、メールが開きますので、
メールで「大学名・氏名・希望材料など」を送付ください。

 

とにかく、もったいない。

を何とかしたいので、
いろいろ作ってみて、シェアして、新しい価値を一緒に生み出して欲しいんです!

(おわり)

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